HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』のリメイクがついに登場しました。
しかし、「どの機種で買うべき?」「Switch 2版とPS5版って何が違う?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ドラクエ1&2リメイクの新要素やセーブデータ引き継ぎ仕様、PS5・Switch・Switch 2の性能差までを徹底的に比較。
さらに、各ハードごとのメリット・デメリットを整理し、あなたのプレイスタイルに合った最適な選び方を解説します。
ロトの冒険を最高の環境で楽しむための完全ガイドとして、発売前にチェックしておきたい情報をすべて網羅しています。
初めてのプレイヤーも、昔のファンも、この1本でリメイク版の全貌がわかります。
ドラクエ1&2リメイクとは?HD-2Dで蘇るロト伝説
ここでは、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』がどんな作品なのか、そして旧作との違いを中心に紹介します。
ドラクエシリーズの原点ともいえるロト伝説が、現代技術でどのように蘇ったのかを詳しく見ていきましょう。
HD-2Dリメイクとはどんな技術?
HD-2Dとは、2Dドット絵と3D背景を融合させた、スクウェア・エニックス独自のグラフィック手法のことです。
一言でいえば、昔ながらのドットの温かみを残しつつ、最新の光や影の表現で「立体的に動く懐かしさ」を実現した技術です。
『オクトパストラベラー』や『トライアングルストラテジー』などでも採用されており、今や“懐かしさ×美しさ”の象徴といえる表現方法です。
ドラクエ1&2リメイクでは、このHD-2Dがシリーズの魅力を引き出し、かつての冒険をまったく新しい感覚で味わえるようになりました。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| グラフィック表現 | 2Dドット+3Dライティング |
| カメラ視点 | 斜め見下ろし型(HD-2D特有) |
| 採用作品 | オクトパストラベラー、ドラクエIII HD-2Dなど |
新要素一覧|「ちいさなメダル」「オートセーブ」など進化ポイント
今回のリメイクでは、単なる移植にとどまらず、遊びやすさや探索の楽しさが大幅に向上しています。
特に注目すべきはQoL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上です。
これまで王様に話しかけてセーブしていた仕組みから、どこでもセーブ可能な「フィールドセーブ」と「オートセーブ」機能が追加されました。
さらに、フィールド上の「キラキラ」からアイテムを入手できる探索要素や、「ちいさなメダル」システムの復活もファンには嬉しいニュースです。
戦闘速度も「通常」「はやい」「超はやい」の3段階から選択でき、レベル上げもテンポよく進められるようになっています。
| 追加・改善点 | 内容 |
|---|---|
| オートセーブ | フィールドでいつでも自動保存可能 |
| キラキラ探索 | 光るポイントから素材・アイテム収集 |
| 戦闘速度変更 | 通常/はやい/超はやいの3段階 |
| ルーラの拡張 | 町・城だけでなく洞窟や祠にも移動可能 |
サマルトリアの王女マカロン参戦と追加シナリオ
『ドラクエII』では、なんと新キャラクターサマルトリアの王女マカロンが仲間として登場します。
これにより、従来の3人パーティから4人パーティへと進化し、戦闘や物語の幅が格段に広がりました。
また、彼女を中心としたサイドストーリーや、海底マップを舞台とする新シナリオも追加。
世界各地に点在する「世界の思い出」を集めることで、アレフガルドの知られざる歴史が解き明かされていくという要素も加わっています。
これにより、旧作ファンも“再び感動できるロトの旅”を体験できる構成となっています。
| 新要素 | 概要 |
|---|---|
| サマルトリアの王女マカロン | 新規仲間キャラクターとして登場 |
| 海底マップ | 新たな探索エリアとして追加 |
| 世界の思い出 | 収集要素で物語の裏側を解明 |
セーブデータ引き継ぎの仕組みと注意点
ここでは、購入前に多くの人が気になる「セーブデータの引き継ぎ」について整理しておきましょう。
Switch・Switch 2・PS5など複数ハードでの遊び方を比較する前に、まずデータの扱いを理解しておくことが大切です。
ドラクエ1と2間でのデータ連携はある?
まず知っておきたいのは、『ドラゴンクエストI』のセーブデータを『ドラゴンクエストII』にそのまま引き継ぐことはできないという点です。
つまり、どちらの作品から遊んでも問題はありませんが、ストーリーの感動を味わいたいなら時系列順(III→I→II)でのプレイがおすすめです。
| 作品 | セーブデータ連携 |
|---|---|
| ドラクエI → ドラクエII | なし |
| ドラクエIII → I&II | 特典アイテム連動あり |
Switch版・Switch 2版のデータ移行ルール
SwitchとSwitch 2では、セーブデータを相互に引き継ぐことはできません。
これは「別のゲームソフト」として扱われているためで、Switch版のデータをSwitch 2版にコピーすることは不可能です。
ただし、Switch版のソフトをSwitch 2本体で動かすことはできますが、描画性能はSwitch版準拠となります。
そのため、高画質で遊びたい場合はSwitch 2版を改めて購入し、最初から遊ぶ必要があります。
| 項目 | Switch版 | Switch 2版 |
|---|---|---|
| セーブデータ互換 | × | × |
| 同本体でプレイ可 | 〇(Switch 2で動作) | ×(Switchで動作不可) |
| アップグレード対応 | なし | なし |
『ドラクエIII』プレイヤー特典アイテムの引き継ぎ方法
HD-2D版『ドラゴンクエストIII』をプレイ済みの人には、特典アイテムが用意されています。
Switchで『DQIII』をプレイしていた場合でも、Switch 2へ「セーブデータの引っ越し」を行えば、Switch 2版『DQI&II』で特典を受け取れます。
この特典はソフトごとに受け取れるため、Switch版・Switch 2版の両方を購入した場合、どちらでも受け取り可能です。
入手できるのは、「いぬぐるみ(DQI)」と「ねこぐるみ(DQII)」という、見た目装備系のアイテムです。
| 特典名 | 入手条件 |
|---|---|
| いぬぐるみ | DQIIIセーブデータを引き継ぎ |
| ねこぐるみ | DQIIIセーブデータを引き継ぎ |
対応機種と発売日・価格まとめ
ここでは、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』の対応機種や発売スケジュール、そして価格や販売形態の違いについて整理します。
どのハードで遊ぶか迷っている方は、まずここをチェックしてください。
対応ハード一覧と発売スケジュール
今回のリメイクは、幅広いプラットフォームで展開されます。
主要ハードだけでなく、PC版も同時に発売される点が特徴です。
ただし、Steam版だけは1日遅れての発売となるため、フライングプレイを狙う人は注意が必要です。
| 対応機種 | 発売日 |
|---|---|
| Nintendo Switch | 10月30日(木) |
| Nintendo Switch 2 | 10月30日(木) |
| PlayStation 5 | 10月30日(木) |
| Xbox Series X|S | 10月30日(木) |
| PC(Steam) | 10月31日(金) |
| PC(Microsoft Store) | 10月30日(木) |
パッケージ版とダウンロード版の違い
販売形態はハードによって異なります。
Switch・Switch 2・PS5のみパッケージ版(物理ソフト)が用意されており、コレクターには嬉しい仕様です。
一方、Xbox Series X|SとPC版(Steam/Microsoft Store)はダウンロード専用となっています。
| 機種 | 販売形態 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| Switch | パッケージ/DL | 7,678円 |
| Switch 2 | パッケージ/DL | 7,678円 |
| PS5 | パッケージ/DL | 7,678円 |
| Xbox Series X|S | DLのみ | 7,678円 |
| PC(Steam/MS) | DLのみ | 7,678円 |
容量・グラフィック比較|PS5・Switch・Switch 2どれを選ぶ?
実は、各ハードによってダウンロード容量が大きく異なります。
Switch版が約6.9GBに対し、PS5版は21GB以上、Switch 2版は17GB以上と、次世代機向けほど高解像度のデータが使われているのが分かります。
このことからも、画質にこだわるなら次世代機(Switch 2/PS5)を選ぶのが理想的です。
| 機種 | 必要容量 | 特徴 |
|---|---|---|
| Switch | 約6.9GB | 軽量・手軽に遊べる |
| Switch 2 | 約17GB | 高解像度・高フレーム対応 |
| PS5 | 約21GB | 最高画質・最速ロード |
PS5・Switch・Switch 2の違いを徹底比較
続いて、最も気になるポイント「どの機種で買うべきか」を比較していきましょう。
プレイ環境や重視する要素(画質・携帯性・ロード時間)によって、最適なハードは変わります。
性能・画質・ロード速度の違い
PS5とSwitch 2はどちらも次世代機としての高性能を備えていますが、描画処理能力ではPS5が一歩リードしています。
ロード時間はPS5が最速、Switch 2がそれに続き、Switchが最も時間がかかる傾向にあります。
| 項目 | Switch | Switch 2 | PS5 |
|---|---|---|---|
| 画質(解像度) | HD(720p) | フルHD〜4K相当 | 4K対応 |
| フレームレート | 30fps | 60fps | 60fps安定 |
| ロード速度 | 普通 | 速い | 非常に速い |
| 携帯モード | 対応 | 対応 | 非対応 |
プレイスタイル別おすすめハード
それぞれの機種の特徴を踏まえると、自分の生活スタイルに合った選び方が重要です。
以下のように考えると、自分に最適な1本を見つけやすいでしょう。
| タイプ | おすすめ機種 | 理由 |
|---|---|---|
| 持ち歩いて遊びたい | Switch | 携帯モードが便利で価格も手頃 |
| 携帯性+高画質を両立したい | Switch 2 | 軽快な操作と高性能を両立 |
| 据え置きで最高品質を求める | PS5 | 描画・ロードともにトップクラス |
コスパ・利便性・快適度を比較した最終結論
コスパと快適さのバランスで見ると、最もおすすめなのはSwitch 2版です。
価格は他機種と同じながら、処理能力と携帯性を兼ね備えており、長時間プレイにも適しています。
PS5版は最高画質を求める人に最適で、テレビの大画面で没入感を得たいプレイヤーに向いています。
一方、Switch版は最も手軽に遊べる選択肢で、シリーズ初心者にもおすすめです。
| 観点 | ベスト機種 | 理由 |
|---|---|---|
| グラフィック重視 | PS5 | 4K映像・最速ロード |
| 携帯性と性能の両立 | Switch 2 | 高解像度かつ持ち運び可 |
| 価格と手軽さ | Switch | 最も安価・入手しやすい |
まとめ|自分に合った「ロトの冒険」の選び方
ここまで、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』の新要素、セーブデータの仕様、そして各ハードの違いを詳しく見てきました。
最後に、あなたがどの機種を選ぶべきか、分かりやすく整理して締めくくりましょう。
ハード別おすすめ早見表
「画質を取るか」「携帯性を取るか」で、最適な選択肢は大きく変わります。
下の表は、それぞれのハードを比較した早見表です。
| タイプ | おすすめ機種 | 特徴 |
|---|---|---|
| とにかく手軽に遊びたい | Switch | 価格が安く、どこでもプレイ可能 |
| 次世代機の高画質で楽しみたい | PS5 | 4K対応で最速ロード、据え置きプレイ向き |
| 携帯性と性能を両立したい | Switch 2 | 高解像度かつ軽快な操作、今後の主流 |
特にSwitch 2版は、性能と利便性のバランスが取れており、シリーズを初めて遊ぶ人にも最適です。
一方、PS5版は自宅で腰を据えてじっくり遊ぶプレイヤーにぴったりで、HD-2Dの映像美を最大限に体感できます。
Switch版はグラフィック面ではやや劣るものの、価格と取り回しの良さで今でも根強い人気があります。
どの機種でも楽しめるポイントと最後のアドバイス
どのハードを選んでも、HD-2D版『ドラクエI&II』の魅力は変わりません。
懐かしのロトの伝説が、現代的なグラフィックとテンポ感で再び蘇るこの作品は、世代を超えて楽しめる最高のリメイクです。
特に追加されたサマルトリアの王女マカロンの新エピソードや、海底マップ探索は、過去作を知る人ほど感動できる仕上がりとなっています。
最終的には、あなたのプレイスタイルに合わせて選ぶのが一番の正解です。
どんな環境でも、ロトの物語は永遠に輝き続ける。
さあ、あなたも新しいアレフガルドの旅に出かけましょう。
| 最後のチェックポイント | 自分に合う選び方 |
|---|---|
| 持ち歩いて気軽に遊びたい | Switch版 |
| 性能と快適さを両立したい | Switch 2版 |
| 映像美を極めたい | PS5版 |

